【業界研究④】株式について知ろう!
■株式とは?
会社が事業を継続するには、資金が必要不可欠です。
会社が資金調達をする方法はいくつかあり、金融機関(銀行など)から融資を受ける、株式や債券を発行するなどです。
投資家は企業の株式を購入することで、会社に資金を提供することになります。そして企業は利益が出た際、株主である投資家に対して配当を支払います。
■株式の魅力とは?
株式投資のメリットをご紹介します。
①値上がり益
株式は、買った時よりも株価が上がっていれば「値上がり益(キャピタルゲイン)」を得られます。株式を安く買い、株価が上がった時に売却することで、利益が発生します。
②配当金と株主優待
配当金とは、企業の利益の一部を株主に還元する仕組みです。配当金をもらうには、「権利確定日」に株式を所持していなければなりません。権利確定日までに株式を所持するためには、権利確定日の2営業日前までに株式を購入しましょう。
株主優待とは、株主を対象に、商品券や自社製品を株式の所持数に応じて提供するサービスです。この株主優待を目的に株式を所有する投資家も大勢います。
③議決権
株式を所持している投資家は、株主総会に出席し、決議への参加・発言ができます。株主総会は、企業の経営などについて重要事項を株主に対して発表・決定していく場です。一定数の株式を持つことでその決議に参加でき、議決権を使うことで、企業活動に自分の意見を反映させることが可能です。
■取引市場の種類
日本国内には「東京」、「札幌」、「名古屋」、「福岡」の4か所に取引証券所が存在します。中でも東京証券取引所(東証)は、たくさんの上場企業の株式を取り扱っています。
東証には「市場第一部」、「市場第二部」、「マザーズ」、「JASDAQ」などの4つの市場があります。市場には各々特徴があり、上場するための基準が違います。